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本を選ぶ [本のこと]

「 読書の秋 」

はとっくに過ぎてしまったけれども、たまには新しい本を探して読んでみようかと・・・

そのきっかけは、

クルマの任意保険を契約している、「ソニー損保からの一通メール」






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これによりますと、なんでもお誕生月のプレゼントということで、1000円分のポイントが優待でもらえ、ソニーの電子書籍ストアである、リーダーストア(Reader Store)の270,000冊の中から、好きな本を買ってくださいと言う事らしい・・・




・リーダーストア(Reader Store)
http://ebookstore.sony.jp/







では、さっそく選ぶとしましょう。

国内最大級の品揃えということで、ソニーポイントも使えるようです。

新刊、話題の本、セットもの・・目移りしますね・・・迷う迷う。。

「今だけ無料コーナー」

なんてのもあり、一巻目、もしくは三巻くらいまで無料で読ませて、あとは買ってくださいよ、てな感じで、面白い本だとこのやり口に釣られてしまうこともしばしば。







ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル ブラック PRS-T3S/B

ソニー 電子書籍リーダー Reader 6型 Wi-Fiモデル ブラック PRS-T3S/B

  • 出版社/メーカー: ソニー
  • メディア: Personal Computers





さてさて、いろいろ目移りしながらも、

ぼくが選んだのは・・・

コレです  (マンガだけれど)



 
 




宇宙兄弟(1) (モーニング KC)

宇宙兄弟(1) (モーニング KC)

  • 作者: 小山 宙哉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: コミック





実は活字の電子書籍はあまり好きでなくて、理由は活字だと疲れちゃうからで、マンガなら大丈夫なんだけど、それでも、eBookも合わせてまだ30冊くらいしか読んでいません。

この「宇宙兄弟」、前から読んでみたいと思っていて、ちょうど無料で3巻まで読めたのはいいけれど・・・

結局のところ、4巻、5巻も買う羽目になり、540円 x 2 = 1080円で

この時点でプレゼント分はもう終わってしまいました。

そして、6巻をちょっと立ち読みだけして今日のところはここまで。








宇宙兄弟(2) (モーニング KC)

宇宙兄弟(2) (モーニング KC)

  • 作者: 小山 宙哉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/06/23
  • メディア: コミック




あぁ、久しぶりに、面白いマンガによくある

「ぐいぐい読んじゃう」あの感じで一気読みしてしまいました。

続きの巻をどうやって手に入れるか、ブックオフあたりを漁ってみようかどうしようかという所です。

さいごに内容というか感想ですが、人間くさいけれど魅力的な、登場人物への思い入れが強くならずにいられない、そんな物語です。

時代は2025年の設定で、10年未来の話だけれど、現実的な描写で好感がもてました。

今や日本人宇宙飛行士は珍しくもないけれど、その選考過程の厳しさと、裏にあるドラマに引き込まれます。

夢を追うことを忘れてしまった人に見て欲しい、そんな作品と思います。






おしまい









Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、ブラック

Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、ブラック

  • 出版社/メーカー: Amazon
  • メディア: エレクトロニクス










マイカテゴリ 本のこと
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304208055-1

本離れ
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若田さん、ソユーズで宇宙へ
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トーベ・ヤンソン [本のこと]

今日8月9日は、

トーベ・ヤンソンのお誕生日(1914年)で、

ことしは生誕100年にあたります。




関連リンク
http://www.tove100.com/




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トーベ・ヤンソンさんは、フィンランドのヘルシンキ生まれのアーティストで女性。

絵画から漫画、風刺画、絵本、小説などで、多才ぶりを発揮。

世界中の人々に愛されるキャラクター、あの

「ムーミン」

の生みの親ですね。






新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

  • 作者: トーベ・ヤンソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/04/15
  • メディア: 文庫






その愛らしい外見で親しみぶかい、

「ムーミン」シリーズだけれど、

単なるファンタジーにとどまらない世界観に引き込まれる人は、ぼくを含め、多いようです。







新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫)

  • 作者: トーベ・ヤンソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/07/15
  • メディア: 文庫





引き込まれてしまったら、その足あとをたどってみたくなる。

その人が生まれた国の背景。

どんな家に生まれたのか、どんな風に育ったのか、何が好きだったのか。







ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン

ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン

  • 作者: 冨原 眞弓
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/04/16
  • メディア: 単行本





彼女はお酒とタバコが若い時から大好きだったそうで、度数の強いお酒を昼間から飲みながら、仕事を酔い潰れる事もなくこなしていたようで、これはちょっと真似できそうにありません。

そしてタバコはニコチンの多いものを好んだそうで、創作をする人には欠かせない、天啓にも似た「ひらめき」を呼び込む、魔法のくすりのひとつだったのかもしれません。





おしまい






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トトロの季節
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2014-04-24

禁煙教団
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-08-15





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売れるキーワード [本のこと]

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今朝のニュースからで、

今年上半期のベストセラーが、それぞれ発表されました。


・上半期最も売れた本は「長生きしたけりゃ…」
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/967038/









順位と部数は以下のとおりで、

いずれもまだ読んでいないけれど、本屋に積んであったら、

つい、手に取ってみたくなるようなタイトルばかりです。


1位 「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」 93万部


2位 「人生はニャンとかなる! 明日に幸福をまねく68の方法」 70万部


3位 「村上海賊の娘(上・下)」 約55万部









1位



長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)

長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)

  • 作者: 槙孝子
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2013/06/27
  • メディア: 新書





人類共通の願望というか夢

「長生きしたけりゃxxx」

の見出しには、みなさん弱いようで、その信憑性のいかんにかかわらず、中身を見たくなってしまう気持ちはとてもよく分かります。

ただ、実行するか否かは本人の意思によるところで、また継続となると自分の周りにはそうそういないようで、読むだけにならないようにしたいもの。

なにがしかのヒントはどんな本からでも得られると思います。










2位



人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法

人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法

  • 作者: 水野 敬也
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






この、

「xxxxのいくつの方法」

系も手に取ってしまう度が高いですね。

「何とかなる」よりもはるかに目をひく、

「ニャンとかなる」って、ざぶとん一枚!!











3位



村上海賊の娘 上巻

村上海賊の娘 上巻

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: 単行本









ぼくがいちばん読んでみたいのがこれ。

「本屋大賞」受賞の作品でもあります。

美女と野獣のように、対極にあるようなキーワードの組み合わせ。

「海賊」「娘」

これは気になります。








おしまい














村上海賊の娘 下巻

村上海賊の娘 下巻

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: 単行本






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こころ [本のこと]


夏目漱石のこころが、
 
ことしで、連載開始からちょうど100年。








先週あたりに、某新聞でなにかキャンペーンめいたものを見て、

「そういえば、昔買っといた覚えがあるような・・・」

記憶は正しかった。

カバーはどこかへ行ってしまっていたけど、ちゃんと本自体がありました。



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買うだけ買って読んでない本って、けっこうあるみたいで、まだまだ棚の奥に名作が眠っているかもしれません。

同じ漱石でも「坊ちゃん」 ↓ は面白おかしく先に読んだけれど、そのあと買った「こころ」は当時はちょっとこうひっかかるというか、イヤな感じがして読み進めなかったのでした。

しばらくぶりに本を少しだけ開いてみると・・これは匂うぞ・・・アタリだったのに気づかなかった。 なんたる不覚。

そんな訳で、ここ一週間はこれ ↑ ばっかり夢中で読んでます。






坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 文庫





邪道かもしれないけど、読み始めたら、結末が知りたいがために、内容はちゃんと把握しながらも、かなり飛ばしつつ読んでしまった。

読書という名のエンタテイメント。

最後まで読んで、しばしの放心状態。。

・・・・・・

仕事の昼休み中だけ読んでいたので、3日かかってしまった。 家でも夜読もうか迷ったくらい。

終わったら、もう一度最初から。 面白い本は何度でも読みたい。

また、ときどき飛ばしたり、こんどは戻ったりしながら、ふと時代背景を追ってみたり、つかわれている言葉を調べたりして全体をなめて行きます。

100年も前の文章なんだけど、古さをあまり感じないし、人間の普遍性である「こころ」がテーマだから、今の時代にも通じるものがたくさんあると思います。







おしまい











こころ (集英社文庫)

こころ (集英社文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1991/02/25
  • メディア: 文庫











関連記事

痴人の愛
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28

9月1日 防災の日 「天災は忘れた頃にやって来る」
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1970年11月25日 三島由紀夫が割腹自殺
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2012-11-25







こころ

こころ

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/09/27
  • メディア: Kindle版







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こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 文庫




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痴人の愛 [本のこと]


谷崎文学のとっかかりとして読んだのがこれ、

「痴人の愛」

ティーンエイジも終わりのころ。

近代日本文学というと、なにやらカタいイメージだけれど、読んでみると全然そんなことはなかった。









痴人の愛 (新潮文庫)

痴人の愛 (新潮文庫)

  • 作者: 谷崎 潤一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1947/11/12
  • メディア: 文庫






手にした当時は失恋後ということもあり、女性にこっぴどく振り回されるという、ジョージくんの気持ちが痛いほどよくわかり、他人事とは思えず見入ってしまい、この耽美な世界に引き込まれてしまいました。











春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄 (新潮文庫)

  • 作者: 谷崎 潤一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1951/02/02
  • メディア: 文庫





物語の時代背景は大正時代で、100年近くも前のことなんだけど・・読んでいて思うのは、時代は違っていても、「男と女」って、今とあんまり変わってないというか、変わりようがない気がしますね。

女性の魔性と、それにおぼれてしまう悲しい男の性(さが)は変えようがありません。

男女平等なんてありえない絵空事。





おしまい
















卍 (新潮文庫)

卍 (新潮文庫)

  • 作者: 谷崎 潤一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1951/12/12
  • メディア: 文庫












蓼喰う虫 (新潮文庫)

蓼喰う虫 (新潮文庫)

  • 作者: 谷崎 潤一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1951/11/02
  • メディア: 文庫












関連記事

1970年11月25日 三島由紀夫が割腹自殺
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秘密の花園 [本のこと]

 

バーネットの方ではありませんで・・

松本隆の歌詞集の方です。









秘密の花園 (新潮文庫)

秘密の花園 (新潮文庫)

  • 作者: 松本 隆
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1984/10
  • メディア: 文庫






本のタイトルの「秘密の花園」は、

言わずと知れた松田聖子の大ヒット曲で、

作詞作曲は、松本隆と呉田軽穂(1)の黄金コンビ。

このコンビは他にも、

「赤いスイートピー」、「蒼いフォトグラフ」、「瞳はダイアモンド」、「制服」など、

80年代を生きてきた人なら、忘れられない名曲を生み出してきました。












肝心の本の構成は・・といいますと、松本隆と松田聖子のヒット80曲の歌詞と、ほかにショート・ストーリーが5編。

今、あらためて読み返してみたけど、歌詞はだいたい頭に入っていたので、買った当時はすっとばしていてほとんど読んでいません。

何ページかごとに入っている写真がなかなかいい感じで、いちばん印象に残っているのはショート・ストーリーのほう。

これに曲はないけど、イメージがパッと思い描ける、さすが作詞家らしいと思える文章が気に入っています。

あと巻末に相倉久人と片岡さん(※2)の対談があります。












この本をある人に貸していたら、本のカバーが変わって帰って来て、おや?と思ったら、それはプレゼントに使うような包装紙で、うすーいピンクの紙で丁寧に本が包まれていたのでした。

彼女も松田聖子好きで、「聖子ちゃん」と彼女は呼んでいた。

そして読んだ感想の手紙のおまけが、久々に本を開いたら、しおりとして残っていました。





おしまい













秘密の花園

秘密の花園

  • 作者: バーネット
  • 出版社/メーカー: 西村書店
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本


バーネットの方の原題は「The Secret Garden」











ぼくはプレスリーが大好き
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※1 松任谷由実のペンネーム


※2 片岡義男




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