切り取り音源 [音楽]
今日は久しぶりの土曜日の休みだけれど、朝から雨がしっかりと降り、気温も上がらず寒い一日。
すこし雲が切れてきたと思ったら、空の様子はもう夕方のそれで、日の短くなり具合に秋の深まりを感じます。
ダラダラと過ごした訳ではないのだけれど、こういう日は運動量はすくなめでカラダはなまりがち。
こんな時は早めにお風呂に入って全身をやわらかくほぐしておきたい。
・・・・・・
と、普段より早い時間で長めの湯上りにふとアタマをよぎった言葉は、
「切り取り音源」
「切り取り音源」???
まぁ、ヘンな表現で言葉的に全然正しくないかもだけど、音楽CD(WAVフォーマット)がこんな風に思えてきた。
ふとした時にアナログ盤、CD、または圧縮された音の違いはどうしたものだろうかと、とりとめもなく、あまり生産的でない事を考えてみたりするのだけど…MP3やAACなどデータの少ないものを「圧縮音源」と呼ぶなら、さしづめCDにふさわしいのは「切り取り音源」かなぁと…
CDは手軽で雑音もなくそれなりにいい音で、ふだんお世話になっているので、あまり揶揄するつもりはないけれど、しくみとしては、元の音をこまかくこまかく刻んで電気信号に置き換えたもので、0か1か、すなわちデジタルの世界。
プレーヤーはそのバラバラになったものを戻して、もとの音を組み立てる。
Bose Wave SoundTouch music system IV パーソナルオーディオシステム アークティックホワイト【国内正規品】
- 出版社/メーカー: BOSE
- メディア: エレクトロニクス
SANSUI CDプレーヤー Bluetooth対応 SMS-800BT
- 出版社/メーカー: Sansui
- メディア: エレクトロニクス
お手軽で便利なデジタル音源たち。
「CDが切り取り音源」
なんだったら、
MP3などの圧縮された音源は聞き比べてみると
「骨抜き音源」
とも言えなくない。
でも聴きなれてしまうとその骨抜きさがあんまり分からなくなってくる。
アナログ盤はたしかに音が詰まっている気がして、ジャケットも最高だけれど、そのぶん、雑音、取り扱いや手入れ、場所喰い、なとが難点。。
それぞれに一長一短ありといえ、どれがベストとは言い切れません。
Numark ダイレクトドライブ・ターンテーブル S字型トーンアーム デジタル化可能 TT250USB
- 出版社/メーカー: Numark (ニュマーク)
- メディア: エレクトロニクス
TEAC フォノアンプ内蔵アナログターンテーブル TN-570-B
- 出版社/メーカー: TEAC
- メディア: エレクトロニクス
つらつらと書いてきましたが、デジタル技術の進歩によって、より手軽に音を楽しめるようになったのはここ30年のこと。
その革命児であったCDも今や主流ではなく、近年はオンラインミュージック、ネット配信が主流となりつつあり、より高音質なるハイレゾの存在も気になるところです。
「便利だけどなにか物足りない」
と思うところがある人は、アナログ盤に走るとか、はたまたカセットテープが流行の兆しを見せたりと、音楽の聴き方もさまざまで、選択の幅が増えたのは良い事ともいえます。
TDK メタルテープ カセットテープ 60分 MAEX-60
- 出版社/メーカー: TDK Media
- メディア: エレクトロニクス
Sony メタルテープ Metal Master 90分 トランジェントテクノロジー METAL-MST 90
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア: エレクトロニクス
さいごに
「音楽はなんてったって~生よ!!」
と、ライブに詰めかけるも、あまりの会場の大きさにアーティストは豆粒で・・感動も薄まってしまうなんてこともあったりして。。
けれどオリジナリティの追求としては、メディアの音質うんぬんよりも正しい道だと思います。
また、「聴く」という受身だけでなく、「歌う、演奏する」などの行為は、音を楽しむために欠かせないことで、より感動を大きくしてくれるでしょう。
今日は音質うんぬんの話でしたが、たとえしょぼいAMラジオの音源であっても、聴き手の環境やこころの状態によっては、すうっと心に入ってきたりもして・・・
音質と感動はあまり比例しないのかもしれません。
おしまい
SONY HDDオーディオプレーヤー ハイレゾ音源対応 シルバー HAP-Z1ES
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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TEAC アナログターンテーブル チェリー TN-350-CH
- 出版社/メーカー: ティアック
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Cambridge Audio DAC CDプレーヤー TOPAZ CD5 高機能 D/Aコンバーター 高音質 イギリス製 Wolfson 8725 搭載 エントリーモデル TOPAZCD5BLK
- 出版社/メーカー: ケンブリッジオーディオ(Cambridge Audio)
- メディア: エレクトロニクス
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「忘れ雪」 今日の一曲 [音楽]
関東では時ならぬ、4月の雪、そして寒さ。
「 忘れ雪 」
と言うには遅すぎるかもしれないけれど、
もの悲しいこの曲が、連想された今日のこんな天気
忘れ雪 / オフ・コース 1974年10月20日発売のシングル
作詞・作曲 松本隆 / 筒美京平 現在は廃盤
この曲、
「作詞・作曲 松本隆 / 筒美京平」 とあるように、
オフコースのオリジナルではありません。
小田さんも康さんも、アレンジ、演奏に参加させてもらえず、ボーカルのみ参加という珍しい曲で、レコード会社、プロデューサーのゴリ推しにより、メンバーが納得しないまま発売となったとか・・・
そんな曲のなりたちではありますが、もの悲しい歌詞とメロディ、そして小田さんの歌声が溶け合って、
(康さんとの絶妙なハーモニーもありますが)
聞き手のせつない思い出を呼び起こさずにはいられない、そんな曲だと思います。
おしまい
- アーティスト: オフコース,小田和正,鈴木康博,山上路夫,山川啓介,東海林修,松本隆,ランディ・グッドラム,馬飼野俊一,青木望,矢野誠
- 出版社/メーカー: ファンハウス
- 発売日: 1998/05/21
- メディア: CD
こちらで試聴できます ディスク1 の 6曲目 「忘れ雪」
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「Scotch And Soda」 今日の一曲 [音楽]
半年振りの一曲シリーズ
今日取り上げるのは、
「Scotch And Soda」
スコッチ&ソーダ
量はそれほど多くないけれど、家系というか親譲りで酒好きのぼくは、お酒と名の付くものなら、たいていは好き。
ニッカ 竹鶴 17年 ピュアモルトセット 700ml TKS-17Y
- 出版社/メーカー: ニッカ
- メディア:
ただし、
飲み方には少々うるさくてスピリッツ系はできればストレートで入れても氷くらい。
でないと、せっかくの「香り」も「あじわい」も薄まると思い、ウィスキーを割ってしまうなんて、トンデモないと思っていたのだけれど、先日、母からハイボールを頂きまして・・・
流行っていたのは知っていたけれど、自らすすんで飲む事はなくて、いまさらながらに、ふと家で飲んでみたら、あら・・
「口当たりがいいわ」
案外おいしくて・・・一缶あっという間にあけてしまい、調子に乗ってもう一缶。。
味覚の新発見というか、ウィスキーの飲み方を再認識させられた、ひと缶でした。
ウィスキーが苦手な人でも、イケてしまう口当たりのよさがありますね。
キッカケはいずれにせよ、ウィスキーの味を覚えてしまったなら、今度は「ロック」で、そして、慣れたらぜひ「ストレート」で味わっていただきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、今日の一曲は
スコッチ(ウィスキー)と、ソーダの組み合わせと来ましたので、
「テレサ・ブライト」の
「スコッチとソーダ」(Scotch And Soda)
CMソングなんかで、彼女の歌声を耳にした人も多いのではないでしょうか?
・これの4曲目に入ってます
はじめてこのアルバムを聴いたのは20年くらい前で、そのときは、JALのCMで、このアルバムの2曲目の、
「PERFUMES OF PARADISE」
がよくかかってて、「いいな」と思っていたら、職場の人がCDを持っていたので、すぐに貸してもらって聞いたら、即、気に入ってしまいました。
その歌声の主は「テレサ・ブライト」
ハワイにおいては数々の音楽賞を受賞しており、実績もさることながら、その透きとおった歌声には聴くたびにとても癒されます。
ぼくのライブラリの中でも、彼女の曲は再生率が高いようで、ふと曲名に目をやると、
「Scotch And Soda」・・スコッチとソーダ・・・
もしかして、コレ最近ハマっているハイボールのことかな、と連想。
(正しくないかもしれませんが)
そんなことはともかく、日本のCMにも使われるくらいなので、初めての人にも聴きやすく、そして印象に残る歌声なのではないでしょうか。
冬の間はちょっと、ハワイの音楽から離れていたけれど、光に、風に、すこし春めいてきた最近、暖かくなるにつれ、その割合が少しづつ増えていきそうな感じもする、今日この頃なのです。
おしまい
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今日の一曲「End Of The Road」 [音楽]
昨日、インターFMを聞いていたら、流れてきた、
「End Of The Road」
なんでも、BOYZⅡMENの来日ツアーが今月にあるようで、
メンバーのひとりと(ショーンだったかな・・)電話インタビューのあと、
絶妙のタイミングで・・・やっぱりかかった
もう20年以上も前の曲で、なつかしさは感じるけど、古くはなっていないと思う、名曲。
オーストラリア在住時に、至るところで聞いた。
当時のホームステイ先の子供のJ君は、まだ幼稚園児だったけれど「End Of The Road」が大のお気に入りだった。
ませたガキだなと思いつつも、帰国後に輸入版のCDを自分も結局は買って、たまに聞くと思い出すのは彼の事で、昨日みたいにラジオから偶然流れてきても、それは同じ。
おしまい
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マイカテゴリ 音楽
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ボーイズⅡメン ジャパン・ツアー 2014
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69 ロックの日 [音楽]
きょう6月9日は、
「 ロックの日 」
誰ですか??
シックスナインとかsixty nineとか言っているのは…
去年のぼくだった。。
・昨年の記事 69 (sixty nine)
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-06-09
そんな話しはさておき、ロックといえばすなわち
「ロックンロール」
えっ、ロックはキライですか?
そりゃあ、もったいないお化けが出ますよ。
心の領域の使える所を使ってないままですから。。
思わず、ラジオのツマミをぐいっと上げて、大音量にしたくなってしまう、そんな音楽。
好きな音楽ならジャンルを問わずに、誰もがそんな感じかもしれないけれど、この「ロック」というヤツには不思議な魔力があって、そういう力がダントツと思ってます。
まぁでも、いくら言葉で音楽論を語っても、表現しても空しいし、ムリなこと。
フィーリング。 感じることが大事。
それに飽き足らなくなったら身近な楽器を手にするのもいいでしょう。
さて、一口にロックといってもさまざまで、これこそロックだとか、あんなのはロックじゃないよ、と蓼喰う虫も好き好き状態だけれど、おのおのが、いい意味で勝手に聴いたり、自由にやればいいと思う。
さて、そんなロックのもとをたどっていくと、この人に突き当たり、避けて通れないのが
エルビス
彼が影響を与えたアーティストは数知れないけれど、その彼はどこから影響をうけたのか、誰の曲をカバーしたのか、彼はどこから来たのか、土台となっているカントリーやブルース、彼を生み出した時代背景なんかを考えると、決して60年も前の出来事ではなくて、今にも通じているものがあると思うのです。
おっとっと、理屈っぽくなって来てしまいました。
イケナイ、イケナイ
ロックなら・・・
パンクでもサイケでもオルタナでもヘヴィメタルでも、ビートルズだろうがツェッペリンだろうが、アコギでもいい、エレキじゃなけりゃいけない理由も無い。
みんながそれぞれ自由にやればいいじゃないですか。
好きに聴いたり、パフォーマンスをして、心を開放すればいいじゃないですか。
おしまい
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2014-06-09 21:04
Soul Shake Down Party [音楽]
今日は「ボブ・マーリー」の命日。
(1981年5月11日没)
サザンの桑田さんなんかは、マーリーでなく、
「ちょいとマーレーさん」
とか歌詞の中で呼んでますね。
そんな、「マーレーさん」を聴くようになったのは90年代前半頃からで、サーフィンをやるようになって少ししてからのこと。
海で知り合った人が聴かせてくれた、テープの感じがとても気持ち良くって気に入ってしまい、その中にこの「Soul Shake Down Party」が入っていたのです。
さっそく自分でも欲しくなって、マーレーさんのレコードやらCDを、ショップで漁ってはみるのだけれど、レーベルの種類もアルバムも数が多すぎて・・・どれを買っていいのかさっぱりわからずに、歌い出しの
「Soul Shake Down Party」
の文句だけを頼りに、このCDを見つけてきたのです。
輸入版で現在は廃盤のようです(全24曲入り)
聴かせてくれたテープには、ほかにもマーレーさんのいい曲がいっぱいあって、それからいろいろとLPやらCDやらを買ってさがしたのだれど・・今だに再会できてない曲もあるような気もします。
ONE LOVE-ザ・ベリー・ベスト・オブ・ボブ・マーリィ(初回限定特別価格盤)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: CD
でも、そのおかげで他のこの人のいい曲にめぐり合えたので、それはそれでよしとしましょう。
音楽を捜し求めているとこんなことがよくあります。
ちなみに現在、アマゾンで
「ボブ・マーリー」
で検索したら1662件もヒットしました。
(多くて迷うはずだ・・・)
おしまい
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クラプトン様、来日
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カテゴリ 音楽
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