現代教 その2 クスリ至上主義 [アレルギーと健康]
「 現 代 教 」シリーズの第2回は、
クスリ至上主義
現代において、クスリは神様仏様
疑ってはいけません、信ずるものは救われるのです
クスリがあればなんでもござれ
万能のおクスリ様は、あなたの肉体と、そして精神をも健全にたもち
痛みを取り去り、天国をこの世に見たらしめ、死の淵にさまようひとを呼び戻すことができるやも
能書きのごとく、霊験あらたかに
ありがたや ああ、ありがたや ありがたや
・現代教 その1 菌排除主義 除菌派 抗菌派など
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2015-11-22
クスリ・・といえば今月に入ってから、元プロ野球選手の清原が、
「覚醒剤所持容疑で逮捕」
という事で・・・ヒステリックな報道が繰り替えされていますが、そのむかしは、現在の覚せい剤として指定されている成分を含んだ薬は、疲労回復や、眠気覚ましの名目で一般に販売されていました。
つまり、
「普通の人がフツーに買っていた」
訳で、「覚醒剤」なんて他人事・・・と遠い存在に思っている方、歴史は繰り返すかどうかわかりませんが、今、飲んでいるその薬・・・ほんとうに大丈夫なものですか?
・依存性のある睡眠・抗不安薬「ベンゾ系薬剤」、過剰処方が２割
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=122868
「クスリ」 を反対から読みますと 「リスク」
「クスリのリスク」
なんて、わし知りまへんでしたなんて、
回文のような、シャレのような変な文句を言っても始まりませんが・・・
今回の精神系のくすりの話ですと、その昔、ぼくもお世話になった時期があり、その反面ヒドい精神状態に陥ったことがあります。
現在も、精神系のクスリは効き目や程度の違いはあれ、一般に処方されており、大きなニュースに出てきませんが、過剰処方が問題として表面化していて ↑ 重症化、自殺衝動、性機能障害などの副作用はあまり報道はされていないようです。
- 作者: エリオット S.ヴァレンスタイン
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2008/02/23
- メディア: 単行本
あまり、シロートが首をつっこむのもどうかと思いますが、薬が精神に効くメカニズムは、まだ本当のところ明らかになっていないのが現状で、覚せい剤だろうと麻薬だろうと、その辺で買える、向精神薬のソラナックスだろうと、精神系のくすりに、危険と安全の線引きは出来ないのではと思います。
- 作者: デイヴィッド ヒーリー
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 単行本
さいごに
わるいのはクスリ様じゃなく、人間・・・のほう。
天国もあるけれど、地獄もあるのがこの世界で、諸刃の剣、おいしい話にはウラがあるはず。
救いであるはずのクスリ、今回の精神系ですと依存性も問題で、他の系統の薬でも、免疫力の低下、耐性菌の強化など、が思い当たりますが、これも、頼りすぎたり、使い方に問題があるように思えます。
盲目的な
「クスリ至上主義」
はヤメて、今飲もうとしているそのクスリをまず疑って、キチンと調べてから飲むようにしたいものですね。
おしまい
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現代教シリーズ、待ってました(=^ω^=)
今回も同感です。
放置しても自己治癒力で治るものを、薬のお陰だと勘違いしている人も多いもよう。身体を酷使して海老茶色の小便(^^;)が出ても、薬や医療機関の世話にならなくても、仕事が片付いたら治りました。治らないときもあるでしょうが、それは天寿(^^;) わが家の猫も、血尿を自力で何度も克服しております。などと書くと、却ってクスリに走る人が増えそうなので、何事も程程にと云うことにいたします。
by ojioji (2016-02-23 17:06)
ojiojiさま 毎度のコメント、励みになります。
感じるところ・・
どうも、クスリで儲けたいがために、
病名を作り出して、それを宣伝して脅すような、
人の道に外れた輩がのさばっている現状を嘆きつつ、
つい書いてしまいました。。
by やっしー (2016-02-23 19:32)