「食材偽装」「自分で確かめる」「味覚体験」 [つぶやく]
ここの所、「食材偽装」のニュースが相次いでいます。
事の始まりは、三重の業者の米の偽装だったと思うけど・・そのあとホテルやらレストラン、デパートなどのありとあらゆる所から偽装が発覚していて、毎日のように
「ああ、あそこもやってたのね・・・」
という感じにさせられ、しばらく騒ぎは続きそうな気配です。
・食材偽装でも評価そのまま ミシュラン「快適度を評価」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00000034-asahi-soci
極論、食べ物なんて、食べておいしければそれでいい。
ちょっとやそっとの色付けはどこの店にもあることでしょう。
だけれど、中にはひどい確信犯の店もあって、人を平気で欺いたりもするので、油断がなりません。
いい店だったけど、経営者が変わったり、ゴタゴタがあったり、結局はその店の人の問題というか、信用の問題に行きついてしまう。
ガイドブックや、クチコミの情報もいいけれど、そのまま鵜呑みもいかがなものかと思います。
踊らされずに、
「自分の舌」
で確かめたいもの。
いい店にも旬があるようで、いい店だったではとても残念。
信用できる店は、大変だけれども自分で探して、味を確かめるしかないと思いますね。
味覚を主軸にしたトータルな体験。
いい店の佇まいがまず視覚に訴え、入ってみようかという気にさせる。
ドアをくぐると、いい匂いが嗅覚をくすぐって行く。
席につき、メニューの文句がこれも視覚に訴え、まだ見ぬ料理の想像をかきたてる。
センスのよいBGMの音はひかえめ。
厨房から、かすかに聞こえる雑音も好ましい。 これは聴覚。
店の人のくどすぎない説明が、聴覚をとおして、視覚とともに段々と脳に料理のイメージをつくっていく。
さぁ、お待ちかねの料理の登場。
もう、見た目(視覚)から早く食べたくて、匂い(嗅覚)もたまらなくて、食材のはじける音(聴覚)までおいしそう。
ここでようやく味覚が登場。
お行儀の問題もあるけれど許される場所なら、「触覚」も動員をおすすめします。
全身の感覚を総動員した食の体験。
いい店で、おいしいものをおいしくいただく、しあわせなこと。
しあわせな味覚体験。偽装の裏切りはまったく興ざめしてしまう。
おしまい
毎日の安全ごはん―おうちでラクラク毒落とし (別冊家庭画報)
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- 出版社/メーカー: 世界文化社
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- メディア: ムック
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