マツダ「デミオ」勝手にインプレッション [乗り物]
意欲的なデミオの4代目。
今年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」(COTY)を受賞し、
燃費やデザインもさることながら、
「クルマ造りに対するマツダの意気込み」
が評価されたのではないでしょうか。
・リッター30キロ、「デミオ」ベンツ抑え栄冠
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141013-OYT1T50049.html
ひとことで言ってしまうと、
「コンパクトを越えた質感と走り」
と言っていいと思います。
全車5ナンバーサイズは変わらないけれど、今回は全長4mを超えてきており、デザインや室内を含めた全体のレイアウトの見直しの結果なのでしょう。
その甲斐もあって、「走り」、「デザイン」、「室内」ともにFFコンパクトカーとして、おおむね良い評価が目立っています。
自分的に気になる、「重量増」はそれほどでもなく、1010kg~1220kgの間で、欲をかけば1トンを下回る※最廉価のグレードが欲しかったところですが、全長ものびており、重ためのディーゼルエンジンや4WDのグレードもここに含まれているので、向上した「走り」や「質感」に見合ったところと思われます。
・デミオ 諸元(スペック)
http://www.demio.mazda.co.jp/spec/specification.html
特筆はその心臓の
「クリーンディーゼル」
で、国産量販小型車初。
力強く、燃費もよく、燃料代も安いディーゼル。 エンジンが重く、排ガス対策の補機も必要で、小型車では採用が難しかったけれど、これらを独自の技術で克服しています。
ディーゼル車が多い欧州での健闘が楽しみです。 もちろんガソリン車も選べ、NAのより上質な走りが楽しめるのは言うまでもありません。
マツダスカイアクティブエンジンの開発―高効率と低燃費を目指して
- 作者: 御堀 直嗣
- 出版社/メーカー: 三樹書房
- 発売日: 2013/12
- メディア: 単行本
デザインは真横から見た感じがいちばん好きですね。
顔つきはここのところのマツダのデザインの
「笑っているカオ」から、
すこし、りりしくなったでしょうか。
さいごに・・つぶやき・・・
・このデミオに思うのは、はじめてヴィッツ(SCP10)に乗った時のことで、スタイリングといい、走りといい、コンパクトカーの可能性を再認識させてくれたのです
・ガソリン車から乗り換えの方、スタンドで給油の際は注意です。 昔、フォードのテルスター(マツダのOEM)で、軽油なのに、ガソリンを満タンにされてしまった事があります。。
・トランスミッションは、オートマはすべて6速、マニュアルはガソリンが5速で、ディーゼルは6速(燃費の数字対策かな・・でもこれはこれで良い)
・ディーゼル車はガソリン車にくらべ70kgだけ増にとどまります(MT車で比較)
・この枠組みで、今は他社OEM供給の商用車(ファミリア・バン)をぜひ作って欲しいところ
・さぁ、ここまでよく出来たのだから、見せかけの「ホイールキャップ」はそろそろ卒業するメーカーが現れてもいいと思います
おしまい
・日本以外での車名はMazda2
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http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2014-09-04
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https://yasssy.com/hi-oahu16
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