本気でワープするぞ from NASA [科学とSF]
「ワープ航法の実現」
そんなの無理でしょ・・・
うさんくさいニュースかと思いきや、ソースの出所はなんとNASA。
・これがワープ実現の宇宙船――NASAが画像公開
http://www.cnn.co.jp/fringe/35049367.html
2010年からの研究ということで日はまだ浅いものの、その設計をもとに、かなり時間をかけて描かれた未来の船にはとても夢がいっぱい詰まっていそうな気がします。
船の名前は「IXSエンタープライズ」だそうで、この「エンタープライズ」といえば、
「スター・トレック」
シリーズで有名なあの宇宙船で由来はそこから。
しかも、そのうえ設計も、1965年の「スター・トレック」(TOS)のスケッチを参考にしているそうなんだけれど…
あれあれ、なんか大丈夫かいな? この人たち??
たかだかSFの絵空事の宇宙船ごときから、名前を取るだけならまだいいけど、そこから設計してみたりなんかして、妄想入っていないかなこのNASAの人たちは。。
・・・と思ってしまう人もいるだろうけど、本人たちはきっと大マジメだとぼくは思います。
むこうの人の、この「スター・トレック」シリーズへの思い入れはハンパではありません。
ちょっと余談になりますが、この架空の宇宙船「エンタープライズ」をデザインしたのは、
「マット・ジェフリーズ」
という人。
今から50年ほど前の事で「スター・トレック」原作者である、「ジーン・ロッデンベリー」からの依頼は、かいつまむと以下のようで、
と、こんな感じだけれど、当時流行っていたSFもののマネは当然できるはずもなく、NASAや航空関係の人とのつきあいから、宇宙開発の資料はもちろん集めはしたものの、当時の宇宙計画にあるものは古くなる可能性があるのでここからの流用もなし。
そんなこんなで、一から生みだされて、練りに練られた斬新なデザインは、今だに最新の映画でも現役なのです。
そしてまたまた余談だけれど、この
「エンタープライズ」は逆さにすると「ムサイ」
になり、ここにもその斬新なデザインの影響がみられます。
逆さでも通用してしまうデザイン。。
さて、この「スター・トレック」シリーズのその途方もない作品群のことや、社会に与えた影響などは機会をあらためてまた書きたいと思います。
(これを見て宇宙飛行士、俳優になった人、エンタープライズがシャトルの名前に など)
話しは戻って、NASAの「IXSエンタープライズ」だけれど、自分はあまり似ていると思えず、絵を見てむしろ連想したのは「2001年宇宙の旅」の宇宙ステーションですね。
あんまりあの、「エンタープライズ」に似ていてもちょっとウソっぽいとも思えます。
もしかすると、かなり現実的に機能的にデザインされているからこう(2001年風に)なったのかなと、少し期待もしたくなります。
タマゴが先かニワトリが先か。
月へ行く、なんてこともはじめは物語から。
たかがSF、されどSF。
質の高いSFには未来をつくる力がある。
そしてさらに遠い宇宙への旅、物語を現実にして、その扉が開く日は、意外と早く来るのかも知れません。
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光の動きが見えた!!
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スプートニク1号
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-10-04
スターゲイザーはJC、そしてJK、JDに。。
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-08-08
2020年5月31日追記 やっぱりアメリカヤバい これ公式のマークですから
おまけ
「スター・トレック」の劇場版
昨年公開の「イントゥ・ダークネス」
映画では12作目
放映版のドラマに至っては800話近いエピソードがあり、
ストーリーの面白さや深さではドラマの方がオススメ
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「スター・xxxx」 トレック? ウォーズ? あなたはどちら?
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「Faith of the heart」 By Russell Watson※ 今日の一曲
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スター・トレックⅩ ネメシス
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SFの秀作【インターステラー】のプレビュー記事
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▼ 映画と音楽のカテゴリー
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そんなの無理でしょ・・・
うさんくさいニュースかと思いきや、ソースの出所はなんとNASA。
・これがワープ実現の宇宙船――NASAが画像公開
http://www.cnn.co.jp/fringe/35049367.html
2010年からの研究ということで日はまだ浅いものの、その設計をもとに、かなり時間をかけて描かれた未来の船にはとても夢がいっぱい詰まっていそうな気がします。
船の名前は「IXSエンタープライズ」だそうで、この「エンタープライズ」といえば、
「スター・トレック」
シリーズで有名なあの宇宙船で由来はそこから。
1/600 スター トレック 宇宙大作戦 NCC-1701 U.S.S エンタープライズ (TV版)
- 出版社/メーカー: ドイツレベル
- メディア: おもちゃ&ホビー
しかも、そのうえ設計も、1965年の「スター・トレック」(TOS)のスケッチを参考にしているそうなんだけれど…
あれあれ、なんか大丈夫かいな? この人たち??
たかだかSFの絵空事の宇宙船ごときから、名前を取るだけならまだいいけど、そこから設計してみたりなんかして、妄想入っていないかなこのNASAの人たちは。。
・・・と思ってしまう人もいるだろうけど、本人たちはきっと大マジメだとぼくは思います。
むこうの人の、この「スター・トレック」シリーズへの思い入れはハンパではありません。
ちょっと余談になりますが、この架空の宇宙船「エンタープライズ」をデザインしたのは、
「マット・ジェフリーズ」
という人。
今から50年ほど前の事で「スター・トレック」原作者である、「ジーン・ロッデンベリー」からの依頼は、かいつまむと以下のようで、
時は150~200年先の未来で、旅客船ほどの大きさの宇宙船、動力源は不明だけれど、後方から噴炎が出たり、煙が尾を引くのはNG、火星などの決まった場所ではなく、はるか宇宙の彼方へ行き、銀河をくまなく旅するための宇宙船で、力のみなぎるデザインにして欲しい
と、こんな感じだけれど、当時流行っていたSFもののマネは当然できるはずもなく、NASAや航空関係の人とのつきあいから、宇宙開発の資料はもちろん集めはしたものの、当時の宇宙計画にあるものは古くなる可能性があるのでここからの流用もなし。
そんなこんなで、一から生みだされて、練りに練られた斬新なデザインは、今だに最新の映画でも現役なのです。
1/500 スター トレックシリーズ NCC-1701 U.S.S エンタープライズ (映画版)
- 出版社/メーカー: ドイツレベル
- メディア: おもちゃ&ホビー
そしてまたまた余談だけれど、この
「エンタープライズ」は逆さにすると「ムサイ」
になり、ここにもその斬新なデザインの影響がみられます。
逆さでも通用してしまうデザイン。。
さて、この「スター・トレック」シリーズのその途方もない作品群のことや、社会に与えた影響などは機会をあらためてまた書きたいと思います。
(これを見て宇宙飛行士、俳優になった人、エンタープライズがシャトルの名前に など)
話しは戻って、NASAの「IXSエンタープライズ」だけれど、自分はあまり似ていると思えず、絵を見てむしろ連想したのは「2001年宇宙の旅」の宇宙ステーションですね。
2001年宇宙の旅(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: Blu-ray
あんまりあの、「エンタープライズ」に似ていてもちょっとウソっぽいとも思えます。
もしかすると、かなり現実的に機能的にデザインされているからこう(2001年風に)なったのかなと、少し期待もしたくなります。
タマゴが先かニワトリが先か。
月へ行く、なんてこともはじめは物語から。
たかがSF、されどSF。
質の高いSFには未来をつくる力がある。
そしてさらに遠い宇宙への旅、物語を現実にして、その扉が開く日は、意外と早く来るのかも知れません。
おしまい
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光の動きが見えた!!
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ボイジャー1号、太陽系外へ
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スプートニク1号
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スターゲイザーはJC、そしてJK、JDに。。
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-08-08
2020年5月31日追記 やっぱりアメリカヤバい これ公式のマークですから
おまけ
「スター・トレック」の劇場版
昨年公開の「イントゥ・ダークネス」
映画では12作目
放映版のドラマに至っては800話近いエピソードがあり、
ストーリーの面白さや深さではドラマの方がオススメ
新スター・トレック エピソード選 ネクスト・レベル [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: Blu-ray
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Half a Life 「決別の儀式」 TNG
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「Faith of the heart」 By Russell Watson※ 今日の一曲
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2012-11-24
スター・トレックⅩ ネメシス
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-05-04
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