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平和三原則、「核の傘」(1970年) [歴史]

タイトルの、平和三原則と聞くと、

日本人なら、非核三原則が連想されるのでしょうか。

例の、

「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」

というキレイゴトは、

この時代にそろそろ通用しなくなってきている気もするのですが、

どうでしょう。











もちろん、

「核兵器も戦争もない世界」

というのは理想ではあるのだけれど・・

「武力の放棄」

にたどりつくには、まだまだ人類には長い道のりがあるんじゃないかなと、

おぼろげに思います。









世界を変えたいなら一度

世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう

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そして今日2月18日(1970年)は、リチャード・ニクソン米大統領が、条約遵守・自主防衛努力の強化と援助・「核の傘」提供の「平和三原則」を強調する外交教書を発表した日だそうで・・・この記事にも日付にも、さしたる意味は見出せないけれど、

核の傘

という言葉は40年以上経った今でも、なお健在です。








写真プリント Elvis Presley Meets President Richard Nixon, December 21, 1970

写真プリント Elvis Presley Meets President Richard Nixon, December 21, 1970

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当時は東西冷戦のさなかではあるけれど、緊張緩和、いわゆるデタントの時代に突入した頃。

その後、見かけ上の大国の核兵器の数は減ったかのように見えたけど、横に流れて世界中にちらばった可能性も否定できず、いまだに多くの国が、

「核保有をポリシーとして、その抑止力をあてにしている現実」

はそうそう変わりようがありません。









1/144 アメリカ/ソビエト ミサイルセット 7860














日本と同じ、第二次大戦の敗戦国である、

ドイツやイタリアには核兵器はないのかな? と思ったら、

そんなことはなく、NATOで共有しているそうで、これは知らなかった。











ぶっちゃけ、日本でも米軍基地や空母など積んであったとしても(あるのでしょう)分らないし、そんな神経質になってもしょうがないですね。

日本を攻めたい人がピリピリしてるのかもしれません。

いずれにせよ世界中に核兵器がいまだにたくさんあることは悲しい現実として認めないといけないし、世界はそんな微妙なパワーバランスの上に成り立っているのでしょう。

もしくは、風前のともしび状態かも知れませんね。。












キレイゴトの「非核三原則」も、

「核の傘」も

必要のなくなる時代。


ほんとうの平和ってなんなのか、押し付けられたものでなく、自分で考えるとしましょう。






おしまい






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