なんでクルマが好きなんだろうと、

今さらながら考えてみると、自分の成長に従って、行動と活動範囲が広がっていく中で、

クルマがいつしか身近になり、好きになっていったみたいです。














まず徒歩から自転車へ。

これで結構、行動範囲が広がりました。
















さらにバイクとなると、これは革命的な出来事。
(ちょっと大げさか)

最初のバイクは原付のスクーター。













その頃、兄はもう限定解除をしていて大型に乗っていた。

バイク店に勤めていて、メカニズムにも詳しく、いろいろなバイクの話を聞かされ、クルマにも詳しく、そしてうるさかった。

やがて自分もクルマの免許が取れる年齢になり、家の車を借りて乗るようになったけど、まだまだ心はバイクにあり、車は渋滞もあり、逆に行動範囲は狭くなった気がしていた。














その後、サーフィンと出会い、ボードを積んで海迄行く為に、どうしてもクルマが必要になり、自分のを買うことになった。

当時の実家は車庫が狭く、また中型バイクも維持しなければならないので、選択は軽自動車からとなった。

・・・・・・

いろいろ考えて選んでも、どれも同じに見えてどうにもパッとしなくて、そんな時に目に止まったのが、二人乗りのヤツ。 軽だし二人乗りで充分。 こんな割り切った考えでいい。

このクルマの後ろは荷台になっていて、純正のロールバーも付いており、このロールバーと同質の純正キャリアを買って取り付け、これで海へ行く準備は整った。

このクルマ、それから17年間におよび、地球を何周もまわる活躍をしてくれました。













身近になったクルマ

事故や故障、違反や警察とのイザコザなどの煩わしい事も多々ありますし、基本的に武器というか凶器であり、金喰い虫でもある。 でも、いいなって思います。

・・・・・・

基本的に乗り物が大好きなぼく。

そして身近な存在になったクルマ

車/バイク好きの兄貴や、そして友人の影響(たいてい皆、車が好きだった)、本に雑誌、そしてテレビなど車関連の情報はむさぼり喰ってました。


テレビといえば三本さんの新車情報が毎週のお楽しみだった。

「相変わらず、ぶしつけですが・・・」

と始まり、ゲストの自動車メーカーへの意見はこれまた厳しかったが、ユーザーの観点から、日本の自動車メーカーにきっぱりと物申す気質が、見ていて、とても気持ちよかった。






三本和彦、ニッポンの自動車を叱る

  • 作者: 三本 和彦
  • 出版社/メーカー: 二玄社
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 単行本





この人のどこかの本で言っていた、

「クルマは減らしの美学」

クルマ哲学の核心をついていると思います。











言わずに死ねるか!日本車への遺言

  • 作者: 三本 和彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





そして、自動車ジャーナリストのもう一人の雄といえば、

徳大寺さんで、印象に残っていることは、たしかこんな感じ。

「おい、今いくらある」

と貯金の額をカミさんに聞き、それをほとんど車をつぎこんでいたという、三本さんとはまた違った、クルマに対する情緒的な部分を感じましたね。

あと 「ラッキーカー」 という、クルマが連れてくる幸運の概念にも共感。







駆け抜けてきた: 我が人生と14台のクルマたち

  • 作者: 徳大寺 有恒
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2013/08/31
  • メディア: 単行本






俺と疾れ!! 自動車評論30年史 激動の20世紀編

  • 作者: 徳大寺 有恒
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/01/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





話が長くなってしまいました、まとめます。

世の中にはぼくなんかよりもっとクルマ好きの人はたくさんいて、共感というか、お金をかけれる事をうらやましくも思います。

ただお金をかければいいってもんじゃないのは、どの世界も共通の事だけど、もう少しお金があれば、アレやコレやの車にも乗ってみたい、もっと速く走ってみたい。 レースなぞもやってみたい、そんな思いもあります。

まぁでも、身分相応に楽しめればいいと思います。

そこにクルマがある限り。





おしまい












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あとがきのつぶやき 
 
・外車の雰囲気はいいものだけど、国産の信頼性も捨てがたい

・エンジンは車の心臓部なのでここはこだわりたい
(CDの為の気筒べらしはNo!)

・憧れのハイパワー、でも馬力は必要十分でいい気もする
(車に即したユニットであればいい)

・ただし高級車をうたうなら4発はNo! いくら静かでもダメ

・それが車をどう動かしているか、ここに興味はつきない

・ラグジュアリでエレガントな贅沢車には惹かれる

・安車の実直さもそれはそれでいい はたらく車たちも然り

・限られた空間をどう生かすか、アイデアが試される


結局はそれをどう使うか、どう乗りこなすのか。 車の高い安いはあまり関係ないみたい。
基本的に乗り物が、そして「クルマ」が好きだから。











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