カルロス・ゴーン逮捕の真相は? [乗り物]
「 日産のカルロス・ゴーン会長逮捕 」
という、衝撃のニュースから2週間あまり。
ぼくは朝のラジオで初めてそれを知ったのだけれど、そのニュースの合間にはなんとN産キャ●バンのCMが流れていて、とても違和感。。 間に合わなかったのかな?? と思ったけれど、2週間たった、今朝のラジオでもその広告は変わっていなかった。
連日トップの逮捕がニュースをにぎわしているというのに・・こんなときぐらい広告は控えたら??と思ったけど、まぁいいか。。
たかが広告だけれど、されど広告。
神(悪魔だったか)は細部に宿るというけれど、こういう無神経さが企業の体質としてにじみ出てしまっている気がしてなりません。
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https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2016-05-15
以前の燃費偽装のニュースなどもあっという間に消えていき、マスコミのコントロールに長けていると思われるこの会社なので、日本のニュースのおおかたの基調は、
「ゴーン 悪者」
「日産 被害者」
といったふうだけれど・・
海外メディアだと逆で、拘留期間の長さが非文明国とか、宗教裁判などとのたまうところもあり、
「日産 悪者」
「ゴーンさん 被害者」
といったふうで、内外での温度差を感じ、それぞれがメディアを使っていいように世論を誘導しているようにも見えてきます。
さて、主観はともかく事実関係を追っていくと、今回の、カルロス・ゴーン逮捕の真相に近づけるのではと思います。
日産のカルロス・ゴーン会長逮捕ということですが、逮捕後に日産の会長は退任となったので、前会長という事になります。
日産の筆頭株主は「ルノー」で、事実上「ルノー」の支配下に日産はあり、そして、ゴーン会長は「ルノー」の会長でもあり、日本で逮捕されようとも今のところそのままのようです。
その資本の力関係からか、役員にルノーが幅を効かしているのは、ぼくもこの会社で仕事をしたことがあり周知の事で、20年程前につぶれかけていた日産を救ってくれたとはいえ、今回逮捕の原因の役員報酬などに現れているように、いくらなんでもそれはないだろうとの声が聞こえてきそうです。
以上の事をふまえまして、
タイトルの、カルロス・ゴーン逮捕の真相は?というと、ルノーに不満を募らせた日産が仕掛けた、
「 ルノー 対 日産 」
の争いのように見えますが、さらに・・・
ルノーの歴代幹部にはフランス政府の関係者が多数天下っているとの噂があり、
先週聞いた話だと、日産も結構な天下り先であるらしく、
(ここらへんがクルマ創りをつまらなくしている原因か。。)
日産、ルノー、それぞれの企業のバックにある、日本とフランスの役人の存在なんてものも影響はあると思われ、ここらへんがマスコミの論調の違いにあらわれていて、
「 日本 対 フランス 」
の図式もちらほら見え隠れするというのが、現時点での妥当な見方と思います。
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あとがきのつぶやき
あまり関係ないけど・・金髪のフランス人エステティシャンに聞いた、正しい「ルノー」の発音は全然ちがった。
もともとルノーに買収されてなければこんな話はなく、日産という会社のありかたについて問わなくてはいけないと思います。 財閥系の会社はどうもなにかおかしい。
他メーカーと比べて、モータースポーツに消極的。 またOEM車の割合が高く、やる気のなさを感じます。
フランスでのテロ 再び そして
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運転する楽しみはどこへ「自動運転」
https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-08-28
180SX
こういうクルマを造れるのになぜやめてしまったのか
儲からないかもしれないけど、損をしてでも徳(得)を取れというように
ユーザーの信頼を回復してほしい
(FR=コスト増 5ナンバーサイズなのであまり価格設定も高く出来ないが)
という、衝撃のニュースから2週間あまり。
ぼくは朝のラジオで初めてそれを知ったのだけれど、そのニュースの合間にはなんとN産キャ●バンのCMが流れていて、とても違和感。。 間に合わなかったのかな?? と思ったけれど、2週間たった、今朝のラジオでもその広告は変わっていなかった。
連日トップの逮捕がニュースをにぎわしているというのに・・こんなときぐらい広告は控えたら??と思ったけど、まぁいいか。。
たかが広告だけれど、されど広告。
神(悪魔だったか)は細部に宿るというけれど、こういう無神経さが企業の体質としてにじみ出てしまっている気がしてなりません。
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三菱はどうなる 日産自動車は日本の会社か?
https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2016-05-15
以前の燃費偽装のニュースなどもあっという間に消えていき、マスコミのコントロールに長けていると思われるこの会社なので、日本のニュースのおおかたの基調は、
「ゴーン 悪者」
「日産 被害者」
といったふうだけれど・・
海外メディアだと逆で、拘留期間の長さが非文明国とか、宗教裁判などとのたまうところもあり、
「日産 悪者」
「ゴーンさん 被害者」
といったふうで、内外での温度差を感じ、それぞれがメディアを使っていいように世論を誘導しているようにも見えてきます。
さて、主観はともかく事実関係を追っていくと、今回の、カルロス・ゴーン逮捕の真相に近づけるのではと思います。
日産のカルロス・ゴーン会長逮捕ということですが、逮捕後に日産の会長は退任となったので、前会長という事になります。
日産の筆頭株主は「ルノー」で、事実上「ルノー」の支配下に日産はあり、そして、ゴーン会長は「ルノー」の会長でもあり、日本で逮捕されようとも今のところそのままのようです。
その資本の力関係からか、役員にルノーが幅を効かしているのは、ぼくもこの会社で仕事をしたことがあり周知の事で、20年程前につぶれかけていた日産を救ってくれたとはいえ、今回逮捕の原因の役員報酬などに現れているように、いくらなんでもそれはないだろうとの声が聞こえてきそうです。
以上の事をふまえまして、
タイトルの、カルロス・ゴーン逮捕の真相は?というと、ルノーに不満を募らせた日産が仕掛けた、
「 ルノー 対 日産 」
の争いのように見えますが、さらに・・・
ルノーの歴代幹部にはフランス政府の関係者が多数天下っているとの噂があり、
先週聞いた話だと、日産も結構な天下り先であるらしく、
(ここらへんがクルマ創りをつまらなくしている原因か。。)
日産、ルノー、それぞれの企業のバックにある、日本とフランスの役人の存在なんてものも影響はあると思われ、ここらへんがマスコミの論調の違いにあらわれていて、
「 日本 対 フランス 」
の図式もちらほら見え隠れするというのが、現時点での妥当な見方と思います。
一旦、おしまい
あとがきのつぶやきにつづく
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SHINKANSEN と TGV
https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-03-24
ニッポン人は10着だと服が足りない
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https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2016-05-15
あとがきのつぶやき
あまり関係ないけど・・金髪のフランス人エステティシャンに聞いた、正しい「ルノー」の発音は全然ちがった。
もともとルノーに買収されてなければこんな話はなく、日産という会社のありかたについて問わなくてはいけないと思います。 財閥系の会社はどうもなにかおかしい。
他メーカーと比べて、モータースポーツに消極的。 またOEM車の割合が高く、やる気のなさを感じます。
フランスでのテロ 再び そして
https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2015-11-15
運転する楽しみはどこへ「自動運転」
https://versatile.blog.so-net.ne.jp/2013-08-28
180SX
こういうクルマを造れるのになぜやめてしまったのか
儲からないかもしれないけど、損をしてでも徳(得)を取れというように
ユーザーの信頼を回復してほしい
(FR=コスト増 5ナンバーサイズなのであまり価格設定も高く出来ないが)