冒頭の一部にこうある

おとなは、だれも、はじめは子どもだった。

(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない)






・90年代の半ばに買った、岩波少年文庫の第75刷




この星の王子さま (LE PETIT PRINCE)を手にしてはみたものの、当時大人でも子供でもない中途半端なぼくは、というよりは自分が大人なのか子供なのかよくわかっていなかったぼくに、この本は、

まだ早かった。

あるいは遅かった。

まともに読めるようになったのは、ここ数年でしょうか。

まだトータルで10回くらいしか読んでいないけど、いい本であることは間違いなさそうで、ふとした時にまたページをめくって、自分の中の「おとな」と「こども」を確かめるのです。






おしまい








星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

  • 作者: サン=テグジュペリ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06/16
  • メディア: 文庫








つまらない大人 「大人と子供のはざまで」
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2012-10-18





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