「日航ジャンボ機墜落事故」


から30年になります。







墜落の夏―日航123便事故全記録

  • 作者: 吉岡 忍
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1986/08
  • メディア: 単行本





当時のぼくは高校2年生で夏休みの真っ最中。

生まれも育ちも神奈川県だけれど、この日は、たまたま群馬県へと合宿に来ていました。

そして夜のミーティング時に、引率の指導者から事故の第一報を聞いたのです。










御巣鷹の謎を追う (宝島SUGOI文庫)

  • 作者: 米田 憲司
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2011/07/07
  • メディア: 文庫





合宿場所は、おなじ群馬県内ではあるけれど、事故現場からは遠く、テレビもラジオもない山の中。

何かが見えたとか聞こえたとか、そういうことは全然なくて、とくに影響はなかったけれど、ただ大変な惨事であることだけが人の口から伝えられ、それがかえって、印象に残る結果になりました。









墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

  • 作者: 飯塚 訓
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/04/19
  • メディア: 文庫





そして下界へ戻ってみると、新聞もテレビも大変な騒ぎで、ジャンボ墜落により、乗客524名のうち死亡者数は520名という、航空史上にない大惨事であることが、しだいに明らかとなっていきました。










墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫)

  • 作者: 吉岡 忍
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/07/27
  • メディア: 文庫





事故とは関係ないのだけれど、この時、合宿に来ていたの仲間のうち二人が、その後若くして亡くなってしまい、30年たった今でも、あのときのひとコマが、忘れられない夏の記憶となってよみがえります。

病気で亡くなった彼、自ら命を絶った彼女。

そいつらの分も生きなければと、いま自分は生きている事を実感しつつ、毎年この日が近付くと、事故で亡くなった方に想いを重ね、人の命の儚さを感じずにはいられなくなるのです。






おしまい








空の安全を思う
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2012-11-13

さよなら747
http://versatile.blog.so-net.ne.jp/2014-03-08