カラカウア王、来日す(1881年) [歴史]
「ハワイよいとこ、一度はおいで」
「ゴルフに買い物、マリンスポーツ三昧」
・・・まぁ、お気楽もいいですが、
たまにはハワイの歴史の一幕でも覗いてみましょう。
今から130年ほど昔、1881年3月5日の出来事です。
ハワイ王国のカラカウア王が来日し、明治天皇と会談をされ、危機に瀕していたハワイ王国存続のため、日本・ハワイの合邦や、皇族と王女の縁組など、ほか、さまざまな提案がなされたようです。
日本もまだ明治となって14年ばかりで、維新後の近代化のさなかで余裕がなかったのでしょうか。 この提案は実現することはなく、それから12年あとの1893年のクーデターにより、ハワイの王制は廃止となっていまいました。
その後ハワイは、なしくずし的に結局はアメリカのものに。
いろいろな原因はあると思いますが、国の中心である王様の存在っていうのは、国家にとってとても大切な存在と言えるのではないでしょうか(圧制は困りますが。。)
おしまい
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※冒頭の写真はイオラニ宮殿
ハワイ王国、7代目カラカウア王の命で建立された
像はカメハメハ1世