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バブル真っ只中 あのころ [会社と仕事]

通称

「バブル景気」

まだ、ぼくが社会に出たての頃で、80年代後半くらいのお話。






検証バブル―犯意なき過ち

検証バブル―犯意なき過ち

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本






会社の先輩いわく、

「○○くん、今のうちにxxカントリー倶楽部のゴルフ会員権買っといた方がいいよ」

「値上がり確実だから」

「はぁ・・」 と生返事のぼく。


当時の自分の頭の中は、そんなことはどうでもよく、いかにして、この狭くて堂々巡りの日本の会社社会から抜け出すか、そればかり考えていたので、まったく興味が無かった。





>>>実際に日本脱出してみる

【会社やめてハワイに来てみた】(海外はじめて) その1 ファーストフライト
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見事なまでの会社人間のこの先輩は、事あるごとにバイク乗りの自分に、

「バイクは渋滞がなくっていいね」

・・・心の声

「渋滞を避けるためにバイクに乗っている訳じゃないんだけどな」

さらに心の声

「乗りたいから乗る。 楽しむ為に乗るんだ。」

クルマやバイクは単なる移動手段と考えているこの先輩、乗っているクルマも当然つまらないクルマだった。




バブルの歴史

バブルの歴史

  • 作者: エドワード チャンセラー
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2000/04/07
  • メディア: 単行本






さて、この先輩には会社や社会で生きていく為の色々な事を教わったので感謝もしていますし、批判をするつもりは全然なくて、こんな感じの別段めずらしくもない、当時の日本のありふれた会社での光景だったように思います。

でも今思うと、冷戦下で平和ボケ感はありますね。

バブルに浮かれていて、たいていの人が会社も平和もこのまま何事も無く続いていくと思っていたのでしょう。

今思うと、日本のこういう時代も悪くはなけれど、当時は若さもあり嫌でたまらなかった。

あれから日本を飛び出し、多少なりとも世界を知り、いろいろな国籍の人達との付き合いのなか、日本と世界との違いを肌で感じ、かえって自分の国

「日本」

を意識するようになったのです。





おしまい






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