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夏と冬 せめぎあう空気のかたまり [気象と季節感]


今週末は台風21号のうねりで、太平洋側の波は、まずまずだったようです。

ぼくは仕事が入ってしまい、海の近くを通過しただけ(悲)











そして天気図に目を移すと、南の台風はもちろん目立つけれど、北側の大陸の方には高気圧があって南の方へ垂れ下がっています。

一般に大陸からの高気圧は冷たく乾いているといいますが、この垂れ下がり方は相当に冷たい空気が流れだしていると見ています。

イメージは冷蔵庫をあけると、冷気が「さぁーっ」と流れ出す感じでしょうか。。










そしてその間には日本列島があって、大小さまざまな高気圧/低気圧、そして前線などがあって、天気図はまさしく「秋」の様相。


大局的には、

「夏の台風」 と

「冬の高気圧」 が

せめぎあっているように見えます。








・天気図のイメージ 文と関連のない・・・気圧配置




秋は、その「せめぎあい」の中で天気が移り変わって行き、次第に冬の空気が強くなっていきます。

天気予報をチェックの際には、「天気図」も一緒に見ると空気の流れが見えて、気象への理解が深まるとともに、より季節を感じて頂ければ・・と思います。










おしまい














あとがき

自分で天気図を書いてみるのもいいですよ

まずはno.1、慣れたらno.2へステップアップしましょう



ラジオ用天気図用紙 no.1―NHK第2放送気象通報受信用 地上天気図

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  • 出版社/メーカー: クライム気象図書出版
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 大型本






ラジオ用天気図用紙 no.2―NHKラジオ第2放送気象通報受信用 地上天気図

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: クライム気象図書出版
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 大型本










さらにディープな高層天気図の本 大気をより立体的に見ていきます


高層天気図の利用法―実地に即した高層天気図の見方

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  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本




近年はネットでも高層天気図が見れるので、こんな参考書を手にして、より大気のダイナミックなふるまいを感じられてはいかがでしょうか





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