海まで歩く [アレルギーと健康]
あれは高校一年の冬だったか・・・
友人とバカ話をしていて、ふと、こんな話になった。
「海まで歩いてみよう、そして叫ぼう」
よく昔の青春ドラマにありそうなありがちな画。
これを実際にやってみようというのだ。
海までといっても、ちょっと遠い。
当時の家は神奈川の厚木で、直線距離でも10km以上はある。
いつも足にしているチャリなら楽だけど、でも今回は歩くことに意味がある。
原付免許もまだない頃。
さっそく次の晴れた日曜日、無謀にも地図も持たずに出発する。
ノリとしては太陽の見える方が南だから、そっちが海のはずなので、太陽のほうへ歩いて行けばいいやね。。
こんな調子で歩いていくも、道っていうのはまっすぐには出来てなくて、そっちに行きたいのにジャマな建物やら、道そのものがなかったりと、蛇行と遠回りを余儀なくされ、直線距離約10kmのところ、最終的には道のりで15km位は歩かされしまった。
ところどころで休みながら行き、途中でパンを買って食べ、補給もする。
テニス部をやめてから運動らしい運動は久しぶりで、足が重い。
こころなしか、とても疲れた感が出てしまい、なにか蚊に喰われた時のようにぽつぽつと、できものが出来てそしてそれは痒かった。
しばらくするとおさまったけど、今思えば、あれがアレルギーの始まりだったのかもしれません。
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そして、何とかくじけずに海までたどり着いたのはもう夕方近かった。
風も出ていて、海は荒れている。
疲れもなんのその、「バカヤロー」とか「△△の事が好きだ~」とか「〇X△♀£」など、意味のない事や恥ずかしい事を思いっきり叫んでも、他に誰もいないし、誰も聞いてない。
ただ波の音と風の音にかき消されるだけ。
「若さ」と「バカさ」
おしまい
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